合同研修会
【共通】
職員研修を行いました。
・感染症対策
新型コロナウイルス感染症は、5類以降、通常の医療体制に移行し、公費負担終了となり自己負担になっています。
現在は、県内の感染も減少傾向ですが、施設内に拡大させないために
①マスク着用、②手洗い・手指等の消毒、③換気などを継続して行う。
④あらかじめ解熱剤などの常備薬や抗原検査キット(薬局)の準備をしておく。
喉の痛み、倦怠感など感じたら外出を控え感染防止対策に努める。
発症後5日間、症状が軽快して一定の期間が経過するまでは、
フェイスシールドを着用し周りにうつさない配慮を心がけるなど
対策と行動について確認を行いました。
また、マイコプラズマ肺炎も報道があり、
高齢の方は重篤化してしまう恐れがありますので、
利用者様とともに自分自身が施設を感染から守るべく、できることを日々徹底していきたいです。
・虐待防止
各々の理解度を知る為、自己点検シートに記入したうえで、
順に沿って確認しながら再認識していきました。
なぜ起こるのか?・・・要因として
①基本理念を知らない
これまでの介護は、「できるだけ手を差し伸べることが親切」と考えられていましたが、
時代の変化とともに「本人ができる能力を阻害してよいのか」と考えられる視点も…。
⓶適切なケアを実践できる環境ではない
人が足りない、設備ができていない、などで忙しい状態が続くと余裕がなくなったりするため、
業務を細分化し改善していく。
③仕組みやルールが不十分
『人材育成』『報連相』を浸透させるには、
成功事例や失敗事例を共有し必要性を実感させることで定着を図っていくなど再確認しました。
最後に日常の業務を振り返り、
虐待という言葉については常に頭の中で意識しながら仕事をしていますが、
日々の支援、関わりの中で不適切なケアになっていないか、
常に自問自答しながら取り組んでいきたいと思います。
今後も定期的に研修を開催し、職員の資質向上を図っていきます。