上司になっていくと、真実の区別を白黒つけて言う場が必要になってきます。以前とすれば、ことばも選んで、発したことばを一言一句、自分もまた、ときに受けとめて言うこともある。

著名な人物のコトバなどや、好きな本の一行を記録し、このようになりたい…と思うことはあるが、数ある福祉施設の考え方、やり方は、その施設独自であり、他に活かす部分と生かせない部分があると思います。

ひとりひとりの性格や個性をひきだして…とは言いませんが、良い部分を知っている。数字や、会議の流れ、考えかたを、『こうだ!』と示しても、互いの人間の変え方というものは、押しつけたように言っても変わらない。

ふと、そうしたなかに、全然違う角度から入ってくる、ひとすじの光のような温かい存在が、うれしいときがある。

いま必要なときに必要なことを議論することも大切だが、利用者様のために、日々取り組む姿勢を見てくれる部分の調和が、これからもっと必要である。

・同じことを繰り返し繰り返し言っていると自覚すること自体、どちらも成長域に達していないことを認識したくなるときがあります。