めぐみ会合同研修会

【共通】

3月31日

めぐみ会合同研修会を行いました。

□感染症対策について

3月13日からマスク着用は個人の判断になりましたが、病院受診、高齢者施設では、感染防止対策でマスク着用が効果的であると言われており、また、5類に引き下げられても、コロナウイルスが消滅するわけではなく、過剰な予防対策を取る必要がなくなるということです。

感染管理認定看護師からは、発生時にまずどのような対策をすればよいのか、以前に説明して頂いたことについても再度、確認を行いました。

・マスクの正しい装着→密着させて鼻を出さない。

・効果的な消毒の仕方→1回のケアごとに、その都度消毒を行う。

・ゾーニングの分け方→状況に応じて随時変更していく。

・ガウンテクニック→ケアの後は、感染面を内側に触れないように処理する。

・基本的なことを的確にきちんと行う事で、自分自身の身を守り、また 感染防止につながる。

施設内では、引き続き、マスク着用、手洗い、手指の消毒を今後も徹底していき、感染対策に努めていきたいです。

ひとが集まって生活するうえで、感染症での不安は尽きませんが、用意周到と、経験の思い出しが未来へつながると思います。

部長 徳留

□虐待防止・権利擁護について

5つの虐待類型と具体例を確認しながら、各事業所からも意見を出し合いすすめていきました。

スタッフがすぐに対応できないとき、普通に伝えたつもりでも、余裕のない強い言い方や命令口調になってしまい、

無意識のうちに「スピーチロック」になっていることがあります。

「あとで来るから」「待って」と言って、いつまで待てばよいのかわからない状態で利用者様を待たせることになります。

その時は、「今は○○を行っているので、終わってから行きます」というような相手側にもきちんと説明をすることが必要です。

再確認すべき点で認識を高める会となりました。

 

最後に「支援とは?」というテーマに沿ってそれぞれの意見を出し

利用者様への思い・今後のあり方など意見を聞くことができ、「あたたかい支援」を心掛けていきたいです。

これからも、身の程をこえないことや、普通がいちばん難しいことなど、手本とすべきスタッフがしっかり行うことが大切だと感じています。

課長代理 谷元